青森県弘前市の定番観光スポットを紹介します。
とりあえず有名どころを巡りたい!という方はぜひご覧ください。
まずは弘前城!城内のおすすめスポットもご紹介
弘前城(弘前公園/鷹揚園)
弘前市観光といえば、弘前城は欠かせません。
弘前城は弘前公園とも呼ばれ、総面積約49万2000平方メートルと広大な敷地を有しています。
弘前城と言えばさくらまつりが全国的にも有名ですが、園内はきれいに整備されており、江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえるため、どの季節でも訪れてほしい定番スポットです。
弘前城ではさくらまつりの他、秋に「菊と紅葉まつり」、冬に「雪燈籠まつり」が開催されています。
また、夏は弘前市でねぷたまつりが開催されますが、弘前城はねぷた運行の区画から近い場所にあるため、ついでに立ち寄ることもできます。
弘前城 天守閣
「弘前公園」内に建つ「弘前城」は、藩政時代に津軽統一を果たした、津軽為信によって計画され、二代目の信枚によって築城されました。
その後、廃藩までの260年間は津軽氏の居城として使用されていました。
現在でも天守閣や3棟の櫓(やぐら)、5棟の城門が残されており、重要文化財として指定されています。
また、城跡の保存状態の良さも認められ、昭和27年には国の史跡として指定されました。
開館期間中には天守まで登ることができ(有料)、弘前市の街と岩木山を一望することができます。
弘前城植物園
出典先:弘前城植物園
「弘前城植物園」は、昭和63年に弘前公園内に開園した植物園です。
7.6haの広々とした園内は、23のゾーンに分けられており、1,500種、12万4,000本の植物が植えられています。
湿性植物園やロックガーデン、白神山地生態圏などたくさんの植物を見ることができます。
様々なテーマに沿った庭園が用意されていますが、一番の見どころは「三の丸庭園」と「大石武学流庭園」です。
この2つの庭園は、江戸時代から昭和そして現在までの時代の流れを感じられることが魅力です。
〇施設名:弘前城/弘前公園
〇場所:青森県弘前市下白銀町1
〇電話:みどりの協会 0172-33-8733
〇営業時間:基本 9:00~17:00
※まつり期間中は変動
〇定休日:基本年中無休
〇公式:HP https://www.hirosakipark.jp/outline.html
弘前城以外にも!定番の名所旧跡や名建築
藤田記念庭園
出典先:藤田記念庭園
「藤田記念庭園」は、弘前市出身の藤田謙一氏(日本商工会議所初代会頭)が大正10年に造らせた別邸です。
弘前城の「三の丸追手門」のすぐそばにあるため、弘前城観光の際はぜひ一緒に訪れてほしいスポットです。
岩木山を望むことができる江戸風の庭園には、弘前市を代表する近代建築家である堀江佐吉の子孫が設計した、趣深い洋館が建てられています。
園内は和洋折衷な雰囲気で、大正ロマンを感じることができます。
また園内には、「大正浪漫喫茶室」と「クラフト&和カフェ」という2つのカフェがあります。
「大正浪漫喫茶室」は、その名の通り大正時代の雰囲気がそのまま残る喫茶室です。
特に窓際の特等席でいただく、市内6種類のアップルパイは格別です。
「クラフト&和カフェ」では、和をテーマにしたメニューをいただけるほか、津軽の工芸品も展示・販売しています。
弘前公園内「弘前市立博物館」の企画展とのコラボメニューが提供されていることもあるので、気になる方は弘前市立博物館も要チェックです。
〇施設名:藤田記念庭園
〇場所:青森県弘前市上白銀町8
〇電話:4~11月 0172-37-5525(藤田記念庭園、冬季は閉鎖)
12~3月 0172-33-8733(みどりの協会)
〇営業時間:基本 9:00~17:00
※まつり期間中は変動
〇定休日:施設・時期によって変動
※詳細はこちら http://www.hirosakipark.or.jp/hujita/index.html
〇公式:弘前市役所HP https://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/shisetsu/2014-1206-1549-48.html
Instagram https://www.instagram.com/fujitamemorialgarden
Facebook https://www.facebook.com/fujitataisyoromankissa
旧弘前市立図書館
明治39年に堀江佐吉によって建築された「旧弘前市立図書館」。
木造3階建ての洋風建築で、八角形の双塔をもったルネサンス様式を取り入れつつも、所々に和風様式も垣間見える、趣深い建物になっています。
こちらも弘前城の「追手門」すぐそばのため、弘前城と併せて訪れてほしいスポットです。
市民図書館として使用されていたのは昭和6年まで。
現在、1階は当時の「旧市立図書館」を復元し関係資料を展示するスペースとなっています。
また2階には、地方出版物の紹介やビデオによる文学碑めぐりコーナーなどが用意されています。
〇施設名:旧弘前市立図書館
〇場所:青森県弘前市下白銀町2-1
〇電話:弘前市文化財課 0172-82-1642
〇営業時間:9:00~17:00
〇定休日:年末年始
〇公式:HP https://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/shisetsu/kyuutosyo.html
弘前れんが倉庫美術館
「弘前れんが倉庫美術館」はもともと、「吉野町煉瓦倉庫」という酒造工場として建てられた倉庫でした。
改装修理などを行い、2020年に美術館として開館しました。
美術館は、常設展示や企画展示、期間限定のナイトミュージアム等も人気です。
敷地内のカフェでは、企画展とのコラボメニュー等を楽しむことができます。
シードル工房とミュージアムショップが併設されているので、視覚的にも楽しむことができるでしょう。
〇施設名:弘前れんが倉庫美術館
〇場所:青森県弘前市吉野町2-1
〇電話:0172-32-8950
〇営業時間:9:00~17:00
〇定休日:火曜日 (祝日の場合は翌日に振替)、年末年始
〇公式:HP https://www.hirosaki-moca.jp
Instagram https://www.instagram.com/hirosaki_moca
Twitter https://twitter.com/hirosaki_moca
Facebook https://www.facebook.com/hirosaki.moca
岩木山神社
出典先:青森県観光情報サイト|岩木山神社
津軽富士とも呼ばれている岩木山の麓に建っているのが「岩木山神社」です。
創建約1,200年という長い歴史を持ち、「お岩木さま」「お岩」と地元の方から親しまれてきました。
杉並木に挟まれた参道を進んだ先には、重要文化財に指定された建物や、逆立ちをした狛犬が出迎えてくれています。
近年では、恋愛運や金運がアップするパワースポットとして、多くの観光客から人気です。
〇店名:岩木山神社
〇場所:青森県弘前市大字百沢字寺沢27
〇電話:0172-83-2135
〇営業時間:-
〇定休日:-
〇公式:HP https://iwakiyamajinja.or.jp
Instagram https://www.instagram.com/iwakiyamajinja
Twitter https://twitter.com/iwakiyamajinja
Facebook https://www.facebook.com/iwakiyamajinja
自然の中での体験や文化体験ができる!定番のレジャースポット
津軽藩ねぷた村
津軽の文化を体験できる場所といえばココ、「津軽藩ねぷた村」。
弘前城「北門」すぐそばの施設です。
名前の通りねぷたが展示されており、売店では津軽土産がお菓子から工芸品まで種類豊富に販売されています。
施設内「旨米屋」では津軽の郷土料理を味わうことができます。
また津軽三味線や金魚ねぷたの絵付け、津軽塗の作成体験など、実に様々な体験ができるのが魅力。
気になる方はHPをチェックしてみてくださいね。
〇店名:津軽藩ねぷた村
〇場所:青森県弘前市亀甲町61
〇電話:0172-39-1511
〇営業時間:9:00~17:00
〇定休日:年中無休
〇公式:HP http://neputamura.com/viewing
Instagram https://www.instagram.com/tsugaruhanneputamura
Twitter https://twitter.com/neputamuraTK
Facebook https://www.facebook.com/tsugaruhanneputamura
弘前市りんご公園
「弘前市りんご公園」は、約9.7haという広大な敷地のなかに、約2,300本(80種)のりんごが植えられている公園です。
園内をお散歩するだけでも楽しいですが、様々な見所があります。
園内にある「りんごの家」では、季節に応じた旬のリンゴやりんごにこだわった商品が約1,200種類販売され、弘前のマスコットキャラクターのたか丸くんグッズも販売しています。
弘前市内数店舗のアップルパイも取り揃えており、ここを訪れると食べ比べすることができます。
喫茶・軽食コーナーではりんごソフトクリームや弘前市の郷土料理・いかめんちの他、りんごラーメン等珍しいメニューも提供しています。
園内のシードル工房「kimori」では、見学や有料の試飲ができます。
醸造されたシードルは、りんごの家で販売しています。
「すり鉢山展望台」は、津軽藩時代に作られた人工の山で、大砲などの的として使われていました。
現在では岩木山や弘前市街地も見渡せる展望台となっています。
団体の場合は事前の予約が必要ですが、園地散策ガイドを無料で提供しています。
津軽昔語りも1日2回実施していて、津軽弁で昔話を聞くことができます。
そして季節ごとに開催されるイベントも見所の一つです。
8月上旬~11月上旬にできる「りんご収穫体験(有料)」は特に必見です。
〇施設名:弘前りんご公園
〇場所:弘前市大字清水富田字寺沢125
〇電話:0172‐36‐7439
〇営業時間:9:00~17:00
〇定休日:年中無休
〇公式:HP https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=ringopark
津軽ゆめりんごファーム
出典先:津軽ゆめりんごファーム
弘前市といえばりんご。
そんなりんごの収穫体験ができるのが「津軽ゆめりんごファーム」です。
「津軽ゆめりんごファーム」で採れるのはりんごだけではありません。
夏にはさくらんぼ、ブルーベリー、ももの収穫まで楽しむことができるのです!
そしてさらに嬉しいことに、採れたての果実を使った簡単スイーツ作りも楽しめます。
そのまま食べる果実はもちろん美味しいこと間違いなしですが、自分で作ったジャムやアップルパイ、タルトなども絶品でしょう。
〇店名:津軽ゆめりんごファーム
〇場所:青森県弘前市小沢山崎44-4
〇電話:0172-87-6089
〇営業時間:10:00~16:00
〇定休日:水曜日、11月中旬~6月中旬頃は休業期間
〇公式:HP https://yumeringo.net
星と森のロマントピア 天文台「銀河」
出典先:星と森のロマンピア
「星と森のロマンピア」は、津軽の森のなかにある複合型リゾート施設です。
露天風呂があるホテル「星の宿白鳥座」をはじめ、森のコテージや室内プール、森林科学館、テニスコート、ゴーカート場、スキー場など、さまざまなレジャーが揃っています。
なかでもおすすめなのが、満点の星を観測できる公開天文台「銀河」。
一般の方が利用できる天文台としては県内唯一の施設で、使用されている望遠鏡も県内最大級のものです。
静かな森のなかで、光り輝く星たちを眺めながら、ゆったりと過ぎる時間に身を任せてみるのも良いかもしれませんね。
〇店名:星と森のロマントピア 天文台「銀河」
〇場所:青森県弘前市水木在家字桜井113-2
〇電話:0172-84-2288
〇営業時間:13:00~22:00
〇定休日:不定休、冬季休業あり
〇公式:HP http://www.romantopia.net/outdoorfacilities/observatory
Facebook https://www.facebook.com/somatenmondai
まとめ
今回は弘前市の名所と言われる公園や旧跡についてご紹介してきました。
歴史的な建造物や公園を訪れることで、弘前市の時代の流れを知ることができるはずです。
また、民工芸品の製作やりんご狩りなどを実際に体験すれば、弘前市の文化を肌で感じることもできるでしょう。
「弘前市の観光を充実させたい」「弘前市のことをもっと知りたい」という方は、今回ご紹介したスポットへ、ぜひ一度足を運んでみてください。