まつり情報
青森県弘前市の「一度は訪れてみたい」お祭りを紹介します。
さくらまつり、ねぶたまつりを始めとした様々なお祭りに、ぜひ触れてみてください。
弘前の魅力が沢山詰まったイベント情報も、お楽しみください。
弘前さくらまつり
HIROSAKI CHERRYBLOSSOM FESTIVAL
「弘前さくらまつり」は毎年約200万人の花見客が訪れることで有名な、日本一のお花見の祭りです。
弘前公園の弘前城の麓が一面ピンク色に染まるほどに咲き誇る桜は、まさに圧巻。
1715(正徳5)年に初めて公園内にカスミザクラが植えられ、現在ではソメイヨシノを中心としたシダレザクラや八重桜など、50種類以上の桜を見られるようになりました。
おすすめの散策コース「弘前城(天守)近くの東門→露店めぐり→本丸(有料区域)」の順にまわっていけば、約2時間で弘前城の桜をまんべんなく楽しむことができます。
また祭りに訪れる時間帯により、桜が見せてくれる表情がガラッと変わるのも「弘前さくらまつり」の見どころです!
弘前ねぷたまつり
HIROSAKI NEPUTA FESTIVAL
毎年8月1日~8月7日の間に弘前市内で開催される「弘前ねぷたまつり」。
国の重要無形民俗文化財に指定されており、約300年の歴史がある津軽地方の夏を代表するお祭りです。
「ヤーヤドー」という独特なかけ声と、三国志や水滸伝などの勇ましい武者絵をはじめ、津軽錦(金魚)が描かれた可愛らしい大小約80台のねぷたが特徴です。
闇夜に浮かび上がる色鮮やかなねぷたは、運行コースの各地点で優雅に回転し「弘前ねぷたまつり」らしい上品さを醸しだしています。
ねぷたの運行を行っている団体よっては自由参加OKの団体もあるので、「観る」だけでなく「参加」してみるのも一つの手。
弘前の地域の方々と一丸となって祭りを盛り上げるのも、良い思い出になること間違いなしです。
弘前城菊と紅葉まつり
HIROSAKI CASTLE CHRYSANTHEMUM AND AUTUMN LEAVES FESTIVAL
岩木山が色づきはじめる頃、春に桜色に染まっていた弘前城が今度は燃えるような紅色へと姿を変えます。
毎年10月下旬頃に開催される「弘前城菊と紅葉まつり」は、かつて、互いに育てた菊を持ち寄って品評会を行ったことが起源とされています。
見事な紅葉はもちろんのこと、豪華な菊人形や香り高い大輪、中輪、懸崖の菊の花が、古城の優美さをより一層引き立てています。
近年では新たな試みとして「花」と「芸術」をキーワードに、弘前ならではのりんごやねぷたを表現したフラワーアート作品が数多く展示されるようになりました。
伝統と現代芸術が織りなす豪華絢爛な弘前の秋をお楽しみください。
弘前城雪灯籠まつり
HIROSAKI CASTLE SNOW FESTIVAL
1977(昭和52)年から始まり、今では「みちのく五大雪まつり」の一つとして有名になった「弘前城雪灯籠まつり」。
「弘前城雪灯籠まつり」には、東北の長くて辛い冬を楽しもうという地元の方々の思いが込められています。
真っ白に雪化粧をした弘前城をバックに、約150基の雪灯篭や雪像、約300基のミニカマクラが立ち並びます。
またメイン会場に製作された大きな滑り台など、弘前の冬を楽しめる企画も盛りだくさんです。
そして「弘前城雪灯籠まつり」の本番は夜。
日が沈んだ弘前公園のなかでは、灯籠やミニカマクラに火が灯され、温かみのある灯りが浮かび上がります。
プロジェクションマッピングも行っており、弘前の四季や祭りが大雪像に映し出される様子に思わず息を呑むことでしょう。