弘南鉄道大鰐線で行く! 弘前〜大鰐いいとこ巡り
弘前市と隣接する大鰐町を繋ぐ弘南鉄道大鰐線。
今回は、大鰐線沿線のおすすめスポット、1日プチ旅モデルコースも案内していきます。
弘南鉄道大鰐線は、「りんご鉄道」の愛称で知られ、弘前の中心街土手町から湯けむりの町大鰐まで、りんご畑の中を駆け抜ける電車です。
大鰐線沿線には、美味しいお店、楽しい温泉など様々なお出かけスポットが点在しています。
弘南鉄道大鰐線には中央弘前駅から順にKW1~KW14までの駅番号が割り振られています。
まずはその駅番号順に、おすすめスポットを紹介していきますね。
「KW9 義塾高校前」「KW13 宿河原」については、徒歩圏内に主要な施設などが無いため、今回は周辺情報の紹介はありません。
新たなおすすめスポットができた際には紹介しますので、お楽しみに。
KW1 中央弘前駅
弘前れんが倉庫美術館
写真: Naoya Hatakeyama
中央弘前駅から自由通路を通ってすぐ行ける、弘前れんが倉庫美術館。
企画展示だけでなく、建物そのもの、周辺の吉野町緑地など楽しみ方が色々あるのも魅力です。
ドデノメヘヤッコについては以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>【弘前れんが倉庫美術館】天候によって変化する景観と展示会に一見の価値あり!
ドデノメヘヤッコ
中央弘前駅を出て右手の坂を上がって交差点を左へ抜けると見えてくる、ユニークな緑色の建物。
地元民にも観光客にも人気の居酒食堂ドデノメヘヤッコ。
津軽のかっちゃが作るご飯もつまみも美味しくて、ついつい食べすぎてしまうお店です。
ドデノメヘヤッコについては以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>【ドデノメヘヤッコ】弘前市土手町のどこか懐かしくあずましい居酒屋食堂
最勝院
引用:https://aomoru.jp/culture/yomiya/
駅から徒歩10分ほど先に、堂々とそびえる五重塔が目印の最勝院。
津軽の一代様と呼ばれる干支ごとに決められた寺社のひとつで、卯年の神様です。
2023年に修繕完了した迫力ある仁王像は必見。
夏の風物詩宵宮では、市内最大級の出店数を誇ります。
最勝院の宵宮については以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>弘前市のおすすめ夏祭り・宵宮特集!多くの人で賑わう人気のお祭りを6つ紹介
富田の清水(とみたのしっこ)
引用:https://aomoru.jp/tourism/hirosaki_central_spring_water/
国指定の「名水百選」に選ばれている富田の清水は、五重塔から徒歩5分ほど。
木造の小屋の中でこんこんと湧き出る水は、夏でも冷たく、とても美味しいと評判です。
水筒を持って散策前に水くみするのにオススメですよ。
○施設名:富田の清水
○場所:弘前市紙漉町5-2
弘高下駅 徒歩10分
○定休日:年中無休 点検のため立入禁止日あり
KW2 弘高下
津軽三味線居酒屋あいや
あいやは、津軽地方で昔から食べられている郷土料理を味わうことが出来るお店。
津軽三味線のライブも披露されていて、津軽らしさを一度に味わうことが出来ます。
津軽三味線居酒屋あいやについては以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>【津軽三味線あいや】津軽三味線を聞きながら郷土料理とお酒に酔いしれろ!!
KW3 弘前学院大前
ジーナキッコ
本格的なナポリピッツァの店に認定されたジーナキッコ。
呪文のような不思議なネーミングは、「粉と生地」をもじったものだそう。
ピッツァはもちろんパスタも美味しい人気店です。
ジーナキッコについては以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>弘前大学周辺グルメスポット!弘前大学祭と併せて楽しみたい
ラビットクリークティールーム
カレルチャペックの紅茶を中心に、スコーンなどティータイムを楽しめる静かなお店。
お席の都合上、1組3名様までが入店制限があり、おひとりさまでものんびり過ごせます。
ラビットクリークティールームについては以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>弘前大学周辺グルメスポット!弘前大学祭と併せて楽しみたい
ナルナルの公園(ふらいんぐうぃっちの聖地)
弘前のご当地マンガ「ふらいんぐうぃっち」に登場する、魔界の生物ナルナル。
そのナルナルを捕獲した公園は、ラビットクリークティールームに隣接する西弘前児童公園とされています。
遊具の入れ替えがあったため、現在は雰囲気が変わってしまいましたが、桜の季節になると桜舞う中で遊べる素敵な公園です。
○施設名:西弘前児童公園
○場所:弘前市中野1丁目7-2
弘前学院大前駅徒歩3分
KW4 聖愛中高前
トランポスタジアム
様々なトランポリンが並び、子どもだけでなく大人も十分楽しめる施設。
事前予約制で、程よい人数しか利用しないため思い切り飛び跳ねることができます。
○施設名:トランポスタジアム
○場所:弘前市松原東1丁目3-2
聖愛中高前駅徒歩10分
○電話:0172-55-5405
○公式:HP https://sort48.wixsite.com/trampostadium
KW5 千年
珈琲ShiroiTori
住宅街の中にある隠れ家的カフェ。
ハンドドリップで提供される珈琲や、昔ながらのカスタードプリンなど、幅広い年代で楽しめるメニューが並びます。
特におすすめなのは、パンカレーです。
珈琲ShiroiToriについては以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>【珈琲Shiroi Tori】住宅街の喫茶店、ゆっくりと時間が流れる和み空間
せせらぎ温泉
日帰り入浴施設に加え、マッサージやトレーニングルームなども充実しており、ゆっくり1日過ごせます。
あまり熱すぎないのでお子さまと一緒にのんびり入れます。
せせらぎ温泉については以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>弘前市南部にある日帰り温泉6選!広々空間でちょっと贅沢できるスポットも紹介
KW6 小栗山
古民家sudatsu
古く懐かしい家をリノベーションして、レトロな生活雑貨や古道具、海外からの輸入文具など、可愛くお洒落で大切に使いたくなるものを並べています。
商品はもちろん、ここの空間そのものが魅力的なので、ゆっくりと流れる時間を楽しみながらお買い物したい場所です。
○施設名:古民家sudatsu
○場所:弘前市小栗山小松ヶ沢137
小栗山駅徒歩10分
○電話:0172-78-1207
○営業時間:平 日 10:00〜15:00
土日祝 10:00〜17:00
○定休日:毎週水曜日
○公式:
・HP https://www.sudatsu.net/
・Instagram https://instagram.com/kominka_sudatsu
白馬龍神温泉
でこぼこの床が印象的な、強いお湯の温泉。
大浴場は基本的にいつも温度が高めですので、苦手な方は家族風呂がオススメです。
白馬龍神温泉については以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>弘前市南部にある日帰り温泉6選!広々空間でちょっと贅沢できるスポットも紹介
小栗山農村交流公園
農業に関心を持ってもらえるようにと、市民農園や学童農園などがあります。
広い芝生があるので、家族でピクニックも楽しめる公園です。
○施設名:小栗山農村交流公園
○場所:弘前市小栗山沢部220-1
小栗山駅徒歩8分
○電話:0172-40-7102(弘前市役所農政課)
KW7 松木平
HIROSAKI清水森はうす
一般的な住宅を改装してオープンした、民泊施設。
りんご畑と田んぼの中にあり、弘前市内であることを忘れそうになる静かで優しい空間です。
弘前へ遊びに来てくれた友人や家族と一緒に泊まるのも楽しいですよ。
HIROSAKI清水森はうすについては以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>【HIROSAKI清水森はうす】農業体験や国際交流や、誰かと何かと出会える民泊施設
KW8 津軽大沢
ファームソーマ とまと直売所
津軽大沢駅から歩いてすぐの場所にある人気の産直。
名物のミニトマトや特産のりんご、大沢地区周辺でとれた野菜が販売されています。
5月ごろから11月ごろまでの季節営業のため、注意が必要です。
○施設名:さばいしドライブイン
○場所:大鰐町鯖石広田2-1
石川プール前から徒歩7分
○電話:0172-48-4216
○公式
・Instagram https://www.instagram.com/farm_sohma/
・Facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=100057294436624
KW10 石川
八幡宮
津軽の様々な神社の鳥居に居る鬼の像たち「津軽の鬼コ」。
どこか愛らしさもある鬼コたちを全て見ようと、鬼コ巡りをする方も少なくありません。
こちらの八幡宮にも、ちょっとキュートな鬼コが居ますので、覗いてみてくださいね。
○施設名:八幡宮
○場所:弘前市石川寺山62
石川駅徒歩5分
大仏公園
引用:https://aomoru.jp/history/hydrangea_ishikawa_2022/
石川駅からのんびり15分ほど歩くと、大仏公園に到着します。
かつて城があったとされる場所ですが、史跡は無く、代わりに春の桜や夏の紫陽花など花の名所として賑わいます。
屋外でのジャズライブなどのイベントも開催され、大人がゆっくり楽しめる公園です。
○施設名:大仏公園
○場所:弘前市石川大仏
石川駅から徒歩15分
○冬季間休業
津軽あかつきの会
津軽のかっちゃ(お母さん)たちが、冠婚葬祭のたびに集まって作っていた地元のお料理。
失われつつあった津軽の伝承料理を次世代に繋ぐために活動しているのが、津軽あかつきの会です。
季節のもの、地元のものを大切に使いながら、独りではなく皆で作るお料理は、どれも素朴で味わい深く、懐かしさの中に新しい発見もあります。
○団体名:津軽あかつきの会<完全予約制>
○場所:弘前市石川家岸44-13
石川駅から徒歩5分
○営業日:毎週木曜〜日曜 11:30〜14:00
お客様がお越しになる時に合わせてお作りします
○公式:HP https://tsugaruakatsuki.wixsite.com/tsugaru-akatsuki
KW11 石川プール前
温水プール
隣接する清掃工場の排熱を利用した温水プール。
エコで健康増進にも役立っています。
屋外ではウォーキングなどを楽しめる手軽なスポーツ施設です。
○施設名:温水プール石川
○場所:弘前市小金崎村元125
石川プール前からすぐ
○電話:0172-49-7081
○休館日:12月29日〜1月3日
○公式: HP http://www.hirosaki-taikyo.com/web/facility08.html
KW12 鯖石駅
さばいしドライブイン
大鰐線に並行して走る国道7号線に面した場所にあるドライブインレストラン。
カレーやラーメンなど、安くて美味しいメニューがそろっているお店です。
電車で訪問した際は、ドライブインなのになぜか提供されているお酒とともに楽しむのもオススメ。
○施設名:さばいしドライブイン
○場所:大鰐町鯖石広田2-1
石川プール前から徒歩7分
○電話:0172-48-4216
○公式:Facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=100057294436624
KW14 大鰐
FronO
大鰐出身で一度県外に飛び出したものの、故郷を盛り上げるためにUターンした「わげもの」たちの店FromO。
若者だけでなく、地元の高齢の方々も気軽に入れるおしゃれカフェです。
地域振興のために、ねぷた団体を立ち上げて運行したり、地域活性化イベントを企画運営したりと、町おこしの拠点にもなっています。
○施設名:cafe&Bar FromO(フロムオー)
○場所:大鰐町大鰐大鰐4-1
大鰐駅徒歩5分
○電話:0172-55-9933
○公式:Instagram https://instagram.com/from_owani
Cafe RAITO
青森市から大鰐町に移住した方が、老舗お土産物店と場所を共有しながらオープンさせたカフェ。
大鰐駅の目の前なので、電車待ちに過ごせて助かります。
ちょっと素敵な地元の作品なども置いてあり、温泉街の素泊まり客に嬉しいモーニングの提供もあります。
○施設名:Craft & Cafe RAITO
○場所:大鰐町大鰐前田68-10
○営業時間:9:00〜18:00
○定休日:毎週木曜日
○公式:
・Instagram https://instagram.com/craftcaferaito
・Instagram(カフェ部門) https://instagram.com/oneupcoffee_owani
鰐come
日帰り入浴と産直販売、大鰐温泉もやしを美味しく食べられる食事処が入っている地域の交流センターです。
大鰐駅から徒歩5分と便利な立地です。
鰐comeについては以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
>【大鰐温泉郷】弘前から弘南鉄道で大鰐へ!気軽に楽しめる足湯も豊富な温泉街
ふらっと大鰐線満喫プラン
大鰐線沿線を楽しみながら、無理なく過ごせるようなモデルプランを作成してみました。
新しい名所や伝統ある場所、美味しいものや温泉など、無理なく楽しめる大鰐線を満喫するコースです。
最勝院拝観
↓ 徒歩
富田の清水見学
↓ 徒歩
弘高下駅 乗車
↓ 1駅
弘前学院大前 下車
↓ 徒歩
ジーナキッコ ランチ
↓ 徒歩
弘前学院大前 乗車
↓ 2駅
千年駅 下車
↓ 徒歩
珈琲ShiroiTori
↓ 徒歩
やすらぎ温泉 入浴
↓ 徒歩
千年駅 乗車
↓ 4駅
中央弘前駅 下車
↓ 自由通路
吉野町緑地・弘前れんが倉庫美術館
↓ 徒歩
ドデノメヘヤッコ
今回は、日帰りのコースを提案しましたが、大鰐温泉まで足を延ばして1泊するプチ旅行も楽しそうですよ。
→【大鰐温泉郷】弘前から弘南鉄道で大鰐へ!気軽に楽しめる足湯も豊富な温泉街
ぜひ、弘南鉄道でお出かけくださいね。
時刻表やお得なきっぷ情報はこちらから
○弘南鉄道公式HP https://konantetsudo.jp/