【2023年弘前ねぷたまつり】土手町運行どこで観る?オススメスポット3選

今年も弘前ねぷたまつりの時期が近づいてきましたね。 

初めて参加される方は特に、観覧席の有無やおすすめスポット、ガイドライン等気になるのではないでしょうか。


弘前ねぷたまつりでは、大きく2つのコースが設定されています。
8月1日から4日までの「土手町運行」。
8月5日と6日は「駅前運行」。
最終日の8月7日は変則的なコースで朝運行となります。
本記事では、前半に行われる土手町運行を楽しめるように、観覧のオススメスポットをご案内します。

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【2023年弘前ねぷたまつり】駅前運行どこで観る?オススメスポット3選


守って楽しむルールとマナー


弘前ねぷたまつりは、一般道路を使用してのねぷた行列となります。
つまり、運行コースに沿って様々なお店が立ち並び、場合によっては民家の前を通る場合もあります。
ねぷたまつりを楽しむためには、場所取りや観覧のルールやマナーを、しっかり守りたいものです。
場所取りで気をつけたいこととしては、以下のようなものがあります。

●ガムテープなどで場所取りしない
コロナ禍前にも問題となった、ガムテープで囲って名前などを貼り付ける場所取りは、禁止されています。
景観を損ねるだけでなく、観覧後に放置し、道路を管理するお店等に多大な迷惑がかかることが問題となっておりますので、避けるべきでしょう。

●開始前に勝手に椅子などを並べない
ガムテープ同様問題となっているのは、椅子等を置いての場所取りです。
通常生活している方のご迷惑になるので、夕方までは道路を塞ぐような行為はやめましょう。

●場所の取り合いで揉めない
ねぷたまつりは観覧者が本当にたくさんいます。
必要以上の大きな場所取り等はせず、譲り合いの気持ちを持って観覧しましょう。

観覧でのトラブルが多いと、今後のねぷたまつりで色々な制限がかかる可能性もあります。
観覧する側のルールとマナーを考えて、始まるまでも、終わってからも楽しいねぷたまつりにしたいですね。

早く観て早く呑む?!桜大通交差点



引用:https://www.google.co.jp/maps/place

主に弘前駅から弘前城あたりまでを結ぶ県道260号の通りが土手町と呼ばれ、大きく上土手町・中土手町・下土手町に分かれています。
土手町通りを、下土手町から弘前公園へと向かって進み、一番町の坂を上がると幅の広い道路になります。
片側一車線が解除され、通常の車線になるこの通りが、桜大通りです。
土手町コースの合同運行は、この桜大通りがスタート地点になっています。
つまり、一番早くねぷた行列を見られるのが桜大通りなのです。

ねぷたは、各所にあるねぷた小屋で作られ、まつり当日に各所のねぷた小屋から待機場所へと、車や人力で曳いて来ます。
そして運行開始時間前に、桜大通りを挟んで弘前公園の周りに続々とねぷたが集まってきます。
色々な場所から来たねぷたが、運行順に並ぶ様子を見ることができる絶好のスポットでもあります。
ねぷたそのものはもちろん、囃子方が練習したり、太鼓の練習音が聴こえたり、曳き手たちの賑やかさなども感じられるのは、スタート地点の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

また、スタート時間=早い時間に見ることができるので、お子さま連れの方にも安心です。
あるいは、早めに見てその勢いで鍛冶町あたりに呑みに行きたい、なんて考えているオトナにとっても、良い観覧スポットと言えるのではないでしょうか。

ただ、少々明るめの時間からねぷたが動き出しますので、夕暮れ時から夜に向かって暗くなってゆく中、鮮やかに光るねぷたが進んで行くのを楽しみたい方には、ちょっと向かない場所かもしれません。
また、飲食関連の出店が少ないエリアになりますので、観覧しながら飲食したい場合は、事前に調達しておくことをオススメします。

審査員気分で観よう 北大通交差点



引用:https://www.google.co.jp/maps/place

土手町通りを弘前公園から中土手町へと進むと、北大通りとの交差点に差し掛かります。
まちなか情報センターや、「ドデノメヘヤッコ」という目を引く居酒屋がある大きな交差点です。

ここには、例年審査員席が置かれるため、どのねぷたも必ず見せ場を用意しています。
囃子方の演奏に一層力がかかるのも、このエリアです。
近年北大通と富田大通りが繋がったために、更に広い交差点となり、ますます見ごたえのある場所になっています。
1日と2日に予定されている審査日には、緊張感ある運行やお囃子が楽しめます。

しかし、道が広いとはいえ、観客も多い場所ですので、かなりの混雑が予想されます。
観覧後には北大通側、富田大通り側へ抜けやすいため、帰る時には少し楽かもしれません。
ねぷたの熱気から離れて、弘前れんが倉庫美術館を眺めて、吉野緑地や土淵川の遊歩道などを楽しみながら帰るにも便利な場所です。
何といっても、ねぷた衆の本気を見るには絶好の場所ですから、初めて観覧する方にもオススメです!

去り際の美学を楽しむ 富田大通交差点



引用:https://www.google.co.jp/maps/place

土手町コースは、桜大通りから土手町通りをずっと進み、富田大通りとの交差点が終了地点となります。
弘前パークホテルや、弘前市民にはお馴染みの喫茶店「ブルーエイト」がある交差点ですね。

ここまで来ると、ねぷたは左右に分かれて戻って行きます。
そう、弘前ねぷたは行列終了後に、自分たちのねぷた小屋へ、お囃子を止めること無く、ねぷたを曳きながら戻って行くのです。

そのため、このゴール地点で一旦終了するものの、左右いずれか小屋に近い方へ動いて行くのです。
この交差点の上土手町側、スーパーホテルなどがある辺りからは、正面から進んで来るねぷたを見ることができます。

これは、なかなか他では見られない光景なので、1度はここから見て欲しいです。
ゴール地点ということで、出店も観客も多いエリアなので、人の頭越しにはなるかもしれません。
それでも自分の方へ進んでくるねぷたを見られるのは、ゴール地点ならではです。

また、あまり混雑した中で見たくない方にオススメなのは、富田大通りです。
弘前大学文京キャンパス前や、みちのく銀行弘前営業部へ繋がるこの通りでは、小屋へと戻っていくねぷたをゆっくり見ることができます。
土手町通りをはさんで左右に分かれるので、全てのねぷたを見ることはできませんが、観覧者も少ないので、ベビーカー等でも安心して見ていられます。
また、通常のお囃子とは一味違う、哀愁ある「戻りのねぷた囃子」を聴きながら、小屋へ帰るねぷたたちを見守るというのも、なかなか洒落ているのではないでしょうか。

有料観覧席もオススメ



引用:https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02summerneputa_order#kihon

最初に紹介した桜大通りには、パイプ椅子の有料観覧席が設置されます。
自分で用意しなくても椅子に座って観覧できるのは有り難いですよね。
こちらだと、完全予約制で確実に座って見ることができますので、まだあまり弘前に慣れていない方には特にオススメです。
また、県外からご家族やお友だちを呼ばれた時にも、安心して見られる場所として有料観覧席の確保をオススメします。

青森ねぶたとは違い、一緒に跳ねるものではりませんが、声掛けはとても大事です。
運行側の「ヤーヤドー」の声に合わせて、拍手したり、曳き手や囃子方に声を掛けたりすると、小さいねぷたが近くまで走って来たり、笛の吹き手や太鼓の叩き手さんが目の前で奏でてくれたりします。
また、大型ねぷたも回転させたり止まって見せてくれたり、盛り上がっている観衆の前では色々なサービスがありますよ。
恥ずかしがらずに、一緒に「ヤーヤドー」と声を合わせて楽しんでみませんか?

〇イベント名:弘前ねぷたまつり
〇開催時期:2023年8月1日~7日
〇公式
・弘前ねぷたまつり2023公式サイト
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02_summer_neputa
・有料観覧席情報
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02_summer_neputa_order
・ 弘南バス公式サイト(ねぷた期間運行経路変更情報など)
https://www.konanbus.com
・弘南鉄道公式サイト(ねぷた期間の運行情報など)
https://konantetsudo.jp

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