今の暮らしに満足している方はどのくらいいるのでしょうか?
暮らしと一口に言っても、家族との関係や近所付き合い、住居や街の雰囲気等々。
どんな年代であっても自分らしく生きるために必要なもの、それは「環境」の一言に
尽きるのではないでしょうか。
様々な理由で新しい街に住んでみたい、または生まれ育った故郷に戻ることが、自分にとってシックリくると気付いた時、IターンやUターンが新たな人生の扉を開くことになるかもしれません。
今回は新たな生活の候補地として、魅力溢れる青森県弘前市にフォーカスします。
弘前市ってどんな街?
人口約17万人の地方都市である弘前市は、日本の観光地でも知られ、リンゴ生産全国一位を誇ります。
津軽平野の南部に位置する弘前市。周辺には世界遺産として知られる“白神山地”や青森県で一番高い“岩木山”、南山麓には世界一桜並木があり、四季折々の美しい景色に囲まれた自然満載の魅力地域です。
弘前大学があることから学園都市とも呼ばれ、弘前城は情緒あふれる城下町を彩ります。
全国屈指の雪国県ですが、弘前市は内陸型気候のお陰で、比較的温暖地域です。
商業や農業を中心として、市街地では住宅地や店舗も充実しているため生活するにはとても便利です。郊外へ一歩踏み込めば自然との戯れをいつでも体感できる弘前市は、移住するには最高の環境です。
また、弘前市にとって誇るべき“大森勝山遺跡”。ここが世界文化遺産の仲間入りに決定されたのも誇らしいことですね。
弘前市の暮らしの魅力6選
自然が溢れつつ、異文化街でもある弘前市。田舎暮らしと都会暮らしが表裏一体とでも言えるような素敵な未来生活が待っています。
是非住んでみたい!と既に弘前市の虜になってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしいざ住むとなれば観光に出かけるのとは違い、期待よりも不安の方が大きいかもしれません。
「弘前をもっと知りたい。実際にどんな生活が待っているのだろう」
子育てや仕事、または老後の暮らしの数々の疑問や不安も、新しい街であれば尚更です。
今の生活から新たな生活への切り替えには、あらゆる方面で念入りな調査や準備が必要ですね。
以下では「観光地:弘前」ではなく「居住地:弘前」としての情報や魅力をお伝えします!
子育て(育児支援が充実!)
*地域サポート
自然に囲まれた環境でありつつ、多方面において魅力ある地域で子育てをしたい。
移住を考えているご家族にとって、弘前市は最適な街と言えるでしょう。
弘前市では行政による様々なサービスはもちろんのこと、子育てサポート団体による悩み相談の窓口開放やボランティア団体による支援が充実しており、移住してきたご家庭にも安心して子育てができる環境です。
例えば「子ども応援隊マザーフィールド」という支援団体では、ひとり親家庭の子育てと仕事両立を様々な面からサポート(学習や食事、生活支援、行事開催など)をしてくれます。
弘前市へ移住して子育てをした(している)親御さんからの魅力ある発信情報なども充実しているため、移住して間もない親御さんには大変心強い機会が沢山あります。
また、子育てと仕事の両立可能な職場環境が充実しているのが弘前市の魅力です。
子育て支援活動に前向きに取り組む職場(企業)は「弘前市子育て応援企業」と認定されていますので、安心して働けます。
それに付随し、認定こども園や保育園における待機児童数は0(ゼロ)ということからも、
安心して仕事ができる環境が魅力ですね。
このように、各々の子育て家庭の状況や希望にあった民間のサポート団体が門戸を開いているため、不安なことは全て解決します
*育児支援
転入される子育て世帯に対して、積極的な経済援助の取り組みもなされています。
例えば、住宅新築や購入経費の一部を補助するなどがそれに当たります。
弘前市へ移住を決意する大きな魅力の一つと言えるでしょう。
仕事(様々な相談会で希望の仕事を得る!)
*オーダーメイドで寄り添う相談会(月一回)
あおもり移住・交流推進協議会の相談員が窓口となった、青森県移住検討者向けのzoom形式の相談会です。
生活全体の相談を個々人に合わせたオーダーメイド形式なので、仕事はもちろん疑問に思う事を全て細かに相談できます。
県内市町村の担当者とつなぐシステムをとっているため、もちろん弘前市担当者からの直接アドバイスも受けられます。
*青森労働局やハローワーク弘前、弘前市主催の求人説明会
skypeによる参加も可能であるため、現地に出向かなくても弘前の求人状況が分かります。市内企業の人事担当者が説明するため、移住を決意する前に現地の生の情報が得られるのが魅力ですね。
*UIターン創業相談会(於 東京)(月一回)
首都圏での経験などを生かした創業、弘前へ移住したからこそできる起業。
青森の豊富な地域資源を生かした創業などを考えている方には魅力ある相談会です。
そこでは専門家(イノキュベーションマネージャー)の手厚いアドバイスが受けられます。
その他、弘前市に移住して仕事をきちんと得られるかどうか不安をお持ちの方への寄り添い、サポート制度が充実しています。不安が安心に変われば、弘前への移住決意がより固く希望に満ちたものになりますね。
また昨今ではテレワークが当たり前の世の中です。
居住を弘前に移しても、今までの仕事を辞めずに続けることも充分可能です。
住居(住宅・移住サポートの充実!)
弘前市には家族構成や収入等によって様々な住宅サポート制度があります。
もちろん、転入(移住者)への嬉しい支援もありますのでいくつかご紹介します。
*子育て支援住居制度
公共住宅使用料を子ども1人あたり1万円(上限2万円)減額するなど、子育て世代にはありがたい制度です。
*移住お試しハウス体験
使用料は一週間あたり1.8~2万円で、最長2週間の生活体験ができる制度です。観光宿泊ではなく、実際に生活してみることでより弘前暮らしの魅力を感じられます。
*空き家・空地バンク登録物件の購入や賃借料の補助
上限は空き家購入の場合20万円、空き地購入の場合30万円で、子育て世帯や移住者は更に補助費用が上乗せされます。
*サービス付き高齢者向け住宅居住
50歳以上の方を対象とした住宅ですので、不安や心配も手厚くサポートされるので安心した暮らしができるのが魅力です。
*あおもり移住倶楽部
移住検討(希望者)向けのサイトです。登録(無料)すると、宿泊費割引やレンタカー割引他、数々の移住に関する情報を得られます。
どのような年齢の方でも家族形態であっても、様々な特典や支援を得ながら自分に合った住居スタイルが必ず見つかる。それもまた弘前市の魅力です。
環境(雪対策もバッチリ!交通の便も心配なし!)
*雪対策
ロードヒーティングや融流雪溝などの設備がしっかりしているため、安心して外出できます。
また、除雪車による雪対策も常になされており、道路状況がオンタイムで分かるような取り組みもなされているので安心です。
*交通手段
“交通の足=車” これが合言葉のように思われる方も多いかと思いますが、公共交通手段は充実しています。
100円バスをはじめ、多方面にバス交通も巡っているため外出手段は豊富です。
車はもちろん必須手段ではありますが、お年を召した方などはバスを利用されている方も多いです。
電車はJR線の他、弘南線や大鰐線なども走っているため生活に便利です。
弘前は新青森駅も近いため、東北新幹線で東京へは約3時間。日帰り出張も可能です。
また、青森空港へのアクセスが良いのも魅力です。
食文化(地産地消メイン、安くておいしさ抜群の街!)
*地産地消
リンゴを始め、様々な野菜などの農産物、加工品や漬物、地酒、お菓子などに至るまで、地産地消の割合がとても高いです。
弘前市には農産物直売所が4か所(かあさんの店・四季彩館・ひろさき新選組・ふじの里)あり、新鮮で安全、そして安価で買えるが魅力です。
年間を通して、いつでも健康食品が味わえるということですね。
*おいしい水
弘前はたくさんの名水に恵まれた魅力ある街でもあります。
日本名水百選にも選ばれたことのある富田の清水・清水観音水・堂ケ平桂清水・御茶水・小杉沢の湧き水などは有名です。
これらの名水のお陰で、家庭の水道水からのお水もたいへんおいしいため、飲料水をあえて買う必要はありません。
お水がおいしい=食事も美味しい=健康=元気 良いことづくしです!
人柄(人懐っこい!移住決意最大の魅力!)
どんなに素敵な場所や環境であっても、やはり大事なのはその土地の人柄です。
移住したのは良いけれど、地元の人が受け入れてくれないなどの疎外感を得たり、馴染めないのでは本末転倒です。
しかし弘前市移住決意に、その悩みは無用です!というのも、弘前に限らず青森県民の人柄が良さが評判大なのをご存知でしょうか?
「温かい・親切・嘘を付けない」の3拍子!
移住者に対しても地元民と同じように接してくれ、時にはお節介なほど?
本当に優しさ溢れた人が多いようです。
また、地方ならではの方言もはじめは難しいかもしれません。
しかし何とも言えない温かみのある方言にこそ、心がホッコリするのも魅力と言えますね。
Iターン・Uターンするなら弘前市がオススメ!
IターンやUターン、様々な形での移住決意とそこでの生活。
移住場所やタイミングはそれぞれですが、新たな人生のスタートは希望に満ち溢れたものに違いありません。
今回は、魅力ある移住地として弘前市をご紹介しました。街全体が一体となり、様々な面でお互いが支援し合う。それが弘前市です。
自然溢れる環境とともに、子育てや仕事、そして心地よい日々の生活。移住地の候補に弘前市を是非おすすめ致します!